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2026年6月14日 掲載
約5分欠けても、また揃えられる食器
定番とは、来年も同じ色が買える器のこと
- 記録者
- Quiet Picks 編集部
- 掲載
- 掲載時点
- 読了時間
- 約5分
30秒で分かる結論
一次情報調査掲載時点: 2026年6月14日割れにくさより「割れても同じものを買い足せるか」で選ぶ。しょうゆさしなら形の変わらないG型、毎日のごはん茶碗なら平茶碗、一枚ずつ揃えたいなら unjour が合理的。
- 一番重要な理由
- G型しょうゆさしは1958年発表のままデザインを変えず60年以上作り続けられ、平茶碗は100種を超える柄、unjour も長く続く定番として、一枚欠けても同じものを買い足して揃え直せるから。
- 主な弱点
- 陶磁器のため落とせば割れ、製品保証や修理は基本なく、特定の色や柄が将来も必ず手に入る保証まではない。
向いている人
- 割れても同じものを買い足して揃え直せる定番から食器を始めたい人
- 家族分のごはん茶碗を電子レンジ・食洗機前提で長く揃えたい人
- 一枚ずつ自分のペースで買い足して食器を揃えていきたい人
見送ってよい人
- 毎年の流行やシーズン限定のデザインで食卓を入れ替えたい人。定番はあえて変わりません。
- 落としても割れない・完全に欠けない食器を探している人。陶磁器は落とせば割れます。
- 製品保証や修理サービスのある道具でないと不安な人。陶磁器に修理は基本ありません。
三方良し(measurable summary)
- 買い手
- 定番の食器は、一枚割れても同じものを買い足して揃え直せます。セットごと買い替えずに済めば、最初の値札は使った年数で割られ、一日あたりの負担はとても小さくなっていきます(概算・使い方による)。
- 作り手
- 白山陶器は長崎・波佐見の作り手で、白山陶器株式会社の設立は1958年(窯元としての起源は1779年)。G型しょうゆさしは1958年発表、デザインを変えず60年以上作り続けられています。yumiko iihoshi porcelain(イイホシユミコ)は2007年設立で、unjour を長く定番として継続供給。
- 世間
- 割れても同じ定番を一枚買い足せれば、セットごと捨てて新調する必要が減ります。揃え直せる器を選ぶことは、捨てる食器の数を減らすことでもあります。
誰のための記事か
お気に入りのお茶碗を一枚割ってしまって、同じものを探したけれどもう売っていなかった——そんな経験のある人のための記事です。せっかく揃えたセットが一枚欠けるたびに、なんとなく食卓がちぐはぐになっていく。その小さな寂しさを、別の形に変えたい人へ。
Quiet Picks Japan は、食器を「割れたら買い替えるもの」ではなく「割れても揃え直せるもの」として読みます。毎日手に取る器こそ、その差は静かに積み重なっていくからです。
何を基準に選ぶか — 価格は最後に見る
この書架では、食器を次の順序で読みます。価格は最後です。
- 揃え直せるか — 一枚割れたとき、同じものを一つ買い足せるか。デザインを変えず作り続けられている定番か。
- 欠けにくく、扱いやすいか — 毎日の出し入れに耐えるか。電子レンジ・食洗機が使えるか。日常の手間が寿命を左右します。
- 作り手が続いているか — その色・形を、来年も再来年も供給し続けてくれそうな作り手か。
- 総合価値 — 上記を満たしたうえで、使う年数で割った一日あたりの負担が納得できるか。
安いセットを買っても、一枚割れて揃え直せず全部しまい込むなら、それは安い食器ではありません。逆に、一枚ずつ買い足して何年も揃え続けられるなら、最初の値札は一日あたりの小さな数字に薄まっていきます。
G型しょうゆさし — 60年以上、同じ形のまま
食器を長く使ううえで本当に効くのは、実は「割れにくさ」よりも「割れても同じものを買い足せるか」です。どんなに丈夫な器も、いつかは欠けます。問題は、そのとき同じものをもう一つ手に入れられるか、です。
白山陶器のG型しょうゆさしは、その点で群を抜いています。1958年に発表され、デザインや製法を変えずに60年以上作り続けられている定番です(1961年の第1回グッドデザイン賞を受賞しています)。白山陶器は長崎・波佐見の作り手で、白山陶器株式会社の設立は1958年(窯元としての起源は江戸期の1779年にさかのぼります)。60年以上変わらないということは、来年も再来年も、同じ白磁の、同じ形のしょうゆさしを一つ買い足せるということです。
正直に書いておくと、陶磁器のため製品保証や修理サービスはありません。落とせば割れます。注ぎ口の液だれについても、使い方や個体差があるため「絶対に垂れない」とは書きません。それでも、何十年も同じ形が買えるという継続性そのものが、この小さな器を「一生使える道具」にしています。
平茶碗 — 100種を超える柄から、揃え直せる
毎日のごはん茶碗も、同じ思想で選びたくなります。白山陶器の平茶碗は、少し大きめで軽く、平らな形の定番で、ブルームをはじめ100種を超える柄が公式に並びます(公式は定番100柄を掲載し、全体では200種類以上と案内しています)。
柄数がこれだけ多く、長く展開されているということは、一枚割れても同じ柄、あるいは合わせやすい別の柄を買い足して揃え直せるということです。家族の人数分を一度に揃えなくても、一枚ずつ買い足していける。そして平茶碗は電子レンジ・食洗機に対応しており、毎日の出し入れに耐えます。ただし直火やIHには使えず、熱いものを入れた直後に冷水をかけるような急激な温度変化も、陶磁器の苦手とするところです。そこだけ気をつければ、毎日のごはんを受け止めて何年も付き合える一枚になります。
なお、柄が多い反面、特定の柄が将来も必ず手に入る保証まではありません。揃えたい柄があるなら、早めに人数分を確かめておくのが安全です。
unjour — 一枚ずつ、自分のペースで揃える
もう少し現代的な器で、一枚から少しずつ揃えたい人には、yumiko iihoshi porcelain(イイホシユミコ)の unjour シリーズがあります。yumiko iihoshi porcelain は2007年設立のブランドで、unjour はその代表的な定番シリーズです。
unjour はフランス語で「一日」を意味し、朝・昼・夜の時間を映したサイズ展開を持ちます。マットな質感は流行に左右されにくく、長く定番として供給されてきました。だからこそ、一枚買って気に入ったら、また一枚と、自分のペースで揃えていけます。電子レンジ・食洗機にも対応します(こちらも急な温度変化は避け、オーブンには使えません)。一点だけ正確に書けば、マット仕上げのため、色によっては金属でこすると鉛筆跡のような黒い線がつくことがあります。茶渋は市販の漂白剤で落とせます。特別な日のためではなく、毎日の器として長く付き合える点を評価しました。
年あたりコストではどう変わるか
食器も、最初の値札はそのまま受け止めず、使う年数で割って一日あたりで考えるのがこの書架の流儀です。一枚割れてもセットごと買い替えず、同じ定番を一つ買い足して揃え直せれば、その器を使う年数(分母)はどんどん伸びていきます。分母が伸びれば、一日あたりの負担はさらに下がります。
具体的にいくらになるかは、自分の使い方とモデルで 年あたりコスト計算機 に入れて確かめてみてください。「割れたらセットごと買い替える」と「一枚ずつ揃え直す」では、十年の合計がどれだけ違うか——その差が数字で見えると、最初にどの定番を選ぶべきかが静かに決まります。
3つの軸でどう点検するか
- Durable(長く使えるか) — 陶磁器は落とせば割れますが、定番であれば一枚割れても揃え直せます。本体一つの寿命ではなく、「揃え続けられる年数」で長さを測る器です。電子レンジ・食洗機対応は、毎日使い続けるための実利でもあります。
- Future(百年後にも丁寧と認められるか) — 60年以上変わらず作られ続ける形、長く定番として残るシリーズは、流行のためではなく使われ続けるために設計されています。状態がよければ次の代にも渡せる、後ろめたさの少ない選び方です。
- Less(持つ数を減らせるか) — 揃え直せる定番なら、割れるたびにセットごと買い直して器が増えていくことがありません。一枚ずつ買い足して必要な数だけを保つことで、棚にも食卓にも余白が戻ります。
何に注意すべきか
価格・在庫・ポイント還元率、そして色・サイズ・柄の供給状況は変動します。特に「同じものを買い足せること」がこの記事の核ですが、特定の色や柄が将来も必ず手に入る保証ではありません。購入や買い足しの前に、各ストアおよびメーカー公式ページで最新の在庫と取り扱いを必ずご確認ください。本記事は特定の効能や保証内容を約束するものではなく、割れても揃え直しながら長く使うための選び方を記録したものです。
| 見るところ | 短期で見ると | 長期で見ると |
|---|---|---|
| 割れたとき | セットごと買い替える | 同じ定番を一枚買い足して揃え直す。一枚欠けても全滅ではない |
| デザイン | 今の流行で選ぶ | 廃番になりにくい定番か。来年も同じ色・形が買えるか |
| 扱いやすさ | 気にしない | 電子レンジ・食洗機が使えるか。毎日の手間が寿命を左右する |
| 保証 | 「保証付き」を探す | 陶磁器に製品保証は基本ない。揃え直せることが実質の安心になる |
買わない方がよい人
- 毎年の流行やシーズン限定のデザインで食卓を入れ替えたい人。定番はあえて変わりません。
- 落としても割れない・完全に欠けない食器を探している人。陶磁器は落とせば割れます。
- 製品保証や修理サービスのある道具でないと不安な人。陶磁器に修理は基本ありません。
- 一度に全部セットで揃えて、買い足しや揃え直しを前提にしたくない人。
どこで買えるか — 価格と在庫の確認先
上の判断が記録です。価格・在庫・ポイント率・保証条件は変動するため本文には書きません。以下の各ストア・公式ページでご確認ください。
白山陶器 G型しょうゆさし(白磁・大/小 ほか)
食器を長く使ううえで本当に効くのは、割れにくさよりも「割れても同じものを買い足せるか」です。G型しょうゆさしは1958年に発表され、デザインや製法を変えずに60年以上作り続けられています(1961年の第1回グッドデザイン賞を受賞)。つまり来年も再来年も、同じ色・形を一つ買い足せる。定番であり続ける作り手の継続性こそ、この器を選んだ理由です。
向き不向きと注意点
向く人卓上のしょうゆさしを長く一つ使いたい人。割れても同じものを揃え直せる定番から始めたい人。
注意陶磁器のため、いわゆる製品保証や修理サービスはありません。落とせば割れます。注ぎ口の液だれの有無は使い方や個体差もあり、断定はしません。白磁・天目・ルリなど色やサイズの展開・在庫は時期により変わるため、買い足し前に公式でご確認ください。
白山陶器 平茶碗(ブルーム ほか・各種柄)
平茶碗は白山陶器の代表的な定番で、ブルームをはじめ100種を超える柄が公式に並びます(公式は定番100柄、全体では200種類以上と案内)。柄数が多く長く展開されているため、一枚割れても同じ柄、あるいは合わせやすい別の柄を買い足して揃え直せます。電子レンジ・食洗機に対応し、毎日の出し入れに耐える設計であることも、長く使ううえで実利の大きい点です。
向き不向きと注意点
向く人家族の人数分のごはん茶碗を、割れても買い足しながら長く揃えたい人。電子レンジ・食洗機を毎日使う人。
注意電子レンジ・食洗機に対応しますが、直火・IHは使えず、急激な温度変化は避けてください(熱いものを入れた直後の冷水など)。陶磁器のため落とせば割れ、製品保証や修理はありません。柄は数が多い反面、特定の柄が将来も必ず手に入る保証はないため、揃えたい柄は早めにご確認ください。
yumiko iihoshi porcelain(イイホシユミコ)unjour シリーズ
unjour はブランドを代表する定番として、長く供給され続けているシリーズです。マットな質感と一日の時間を映したサイズ展開は、流行に左右されにくく、一枚から少しずつ買い足して揃えていけます。電子レンジ・食洗機にも対応し(オーブンは不可、急な温度変化は避ける前提)、特別な日の器ではなく毎日の器として長く付き合える点を評価しました。
向き不向きと注意点
向く人一枚ずつ買い足して、自分のペースで食器を揃えていきたい人。流行に左右されない定番から始めたい人。
注意電子レンジ・食洗機に対応しますが、急激な温度変化は避け、オーブンには使えません。マット仕上げのため、色(特に suna など)は金属でこすると鉛筆跡のような黒い線がつくことがあります。茶渋は市販の漂白剤で落とせます。陶磁器のため製品保証や修理はなく、色・サイズの在庫は時期により変わります。
掲載時点: 2026年6月14日広告リンクの仕組み →
出典と確認
掲載時点の確認: 2026年6月14日価格・在庫は変動します。各ストア・公式でご確認ください。
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